2020年06月24日

2020年、もうすぐ半分終わってしまうね。。。

6月初めに茨城県は非常事態宣言解除され、気がつけばもうすぐ7月ですね。。
自粛期間も、建築現場は動いていたので、呼び出されてたまに現場に行っていました。
と言うわけで、4月下旬ごろの現場

その1:リヴィングの金物
 「ロフト手摺」と「カウンター上照明用吊り金具」
今回はあまり装飾的にせず、シンプルな木造家屋に合わせたデザインでやってみました。
部分的に接合部分などに鍛造技法を用いました。
洋風鍛冶屋と言えば唐草などの装飾(デコレーション)のイメージがありますが、
こういった現代的なデザインもできます。
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その2:五段階段手摺
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リベット留による接合。
シンプルな構造の手摺です。



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2019年09月24日

今年の階段!

最近の住宅は、リビングに階段を設ける間取りが増えたとおもいます。
良い点は、階段が上下に抜けた空間を作るので、吹き抜けや、採光としての機能を持たせることもあります。
アイアンで制作したときのメリットは、細い部材で制作することが可能なので、向こう側に抜けた広がりを感じる空間ができます。一般住宅でもアイアンの手すりが普及していった要因の一つかもしれません。

2019年は、階段絡みの仕事がたくさん来ました!
ひと段落したので、最近の物から順に、一挙に振り返ってみましょうか!

では、9月から出来立てホヤホヤです!
中二階に上がるための、短い階段柵&踊り場柵
連続する形が印象的。帯鋼材によるバンド巻き鍛造接合技法。
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溝形鋼材による階段と手摺。
鉄の重厚さと、超シンプルな手摺が特徴。
溝形鋼をここまで使ったのは初めて。切り口の収め方などいろいろ試して楽しかったです。
リベットによる接合のため、ほとんど溶接は用いませんでした。
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5月 階段手摺と雲梯を収めました。
木階段と鉄の組み合わせに、気を使いました。
雲梯も制作しました。側面は大きなリベットが並んでいます。
こちらも少し造り込んでみました。
それにしても、リビングに雲梯とは、施主さんユニークですね。
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4月 階段と階段手摺
リベットがカッコイイ鉄製の階段側板が出来た!
側板と手摺の取り付け部分も気に入ってます。(写真参照)
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3月 階段手摺
施主様の希望で、縦格子でデザインしてみました。
縦格子の接合部分はリベットとしたので、たくさんリベット打ち出来て楽しい。
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外部階段と手摺、あと踊り場
特に技法的難易度は高くないのですが、とにかく重い><
ケガ無く取り付けできてよかった。
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1月 洋風唐草をモティーフとした階段手摺
帯鋼材を用いて、「唐草」に「ひねり」と鍛冶屋らしい意匠でした。
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今年は随分階段の仕事しました。
さて、これで終わりか、それともあとひと現場くらいきそうか。
工房長N

posted by 鍛冶KAGU at 03:28| Comment(1) | 鍛冶工房studio ZWEI

2017年02月16日

記念トロフィー


地元の企業様より、記念トロフィーをご注文いただきました。

風力発電に使われる風車の完成記念とのことで、

風をモチーフにしたデザインなど、いくつかご提案した中から風車型に決まりました。

そこまで大きいサイズではないので、作るうえで特に難しいことはありませんが、

溶接目を表に出さないよう足枷を作るなど、細部にこだわって作りました。

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ご注文ありがとうございました!



posted by 鍛冶KAGU at 22:44| Comment(0) | 鍛冶工房studio ZWEI